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2014年10月24日

報告! ”沖縄の美味しい塩と素精糖を知ろう”

10月30日に行われた、(株)青い海生産者交流会
出席された方からレポートが届きました!(≧∇≦)/

真塩や海水塩、素精糖の作り方、他のお塩や砂糖との違いなどをわかりやすく説明していただきました。
会場はこんな感じです↓
報告! ”沖縄の美味しい塩と素精糖を知ろう” 
 沖縄では昔から塩田で塩作りをしていましたが、戦後、米国統治下からの返還に伴い、日本の法律規制がかかり海水を使っての塩作りができなくなりました。ミネラルの少ない塩を使うことで食文化への弊害が起こってしまったそうです。
そこで、伝統ある塩作りを復活させようと運動が起こり有志が集まって《青い海》の設立に至ったそうです。
 
真塩輸入天然塩を沖縄の海水で溶かし平釜で煮詰めて作られます。
海水塩は、沖縄の沖合2Kmから取水した海水を100%原料とし、じっくり煮詰めて作られます。
用意されたご飯にかけて食べ比べました。

報告! ”沖縄の美味しい塩と素精糖を知ろう”
真塩は真っ先に辛さを、海水塩は甘さを感じることができました。
塩の味を舌で直に感じるおにぎりやサンマの塩焼きには甘味やコクのある海水塩、塩味を生かしてお漬物を作るなら真塩、と使い分けるとお料理の腕が上がりますね!

素精糖は、サトウキビを煮詰めて液糖を振り分け、結晶化されたものを取り出し分蜜糖を作ります。その後アクや苦みを脱蜜して除き、さらに蜜分を調整したものが素精糖となります。
さらに精製を繰り返し作られるのが上白糖やグラニュー糖、三温糖です。三温糖は色が素精糖と似ていますが、白砂糖などを作った後の液から何度かの加熱により色が付いたもので、作り方も成分も違うものなのです。
サトウキビを絞った液糖を素のまま煮詰めると黒糖や和三盆が出来上がります。素精糖は精製を控えているので、サトウキビの風味が残りミネラルを含んだ豊かな味わいに仕上がっています。
素精糖を使って作られたサーターアンダギーやちんすこうをいただきました♪
報告! ”沖縄の美味しい塩と素精糖を知ろう”
ホッとする甘さで美味しかったです(*´ω`*)

沖縄のサトウキビ農家も高齢化による後継者の問題があるそうですが、小さな離島はサトウキビ畑があることで荒れることなく他国からの侵略の防衛にもつながっているそうです(株)青い海は青くきれいな沖縄の海を守るためにサンゴ礁の再生事業を支援されています。読谷村にあるGala青い海では、サンゴの畑や塩作りを見学できます。沖縄旅行の際にはぜひ足をお運びくださいね♪



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Posted by 浜松しぶこ at 09:00 │活動報告

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